朝倉未来VSメイウェザー戦の試合分析
こんにちは、ヒグマボーイです。
今回は、この試合の分析、解説をしていきたいと思います。
まず、試合内容ですが、
朝倉選手が、善戦した印象があります。
一ラウンド目から分析します。
一ラウンド目は、朝倉選手に焦点を当てていきましょう。
サウスポー対オーソドックスについて。
この場合、相手の前足の外側を取ると有利になりますが、
朝倉選手も有利に試合を運ぶため、積極的に取りに行っていました。
そして、朝倉選手から見て前手になる右手。
うまく使って、左手を使った攻撃をします。
まず、左のボディストレートを打つことにより、
メイウェザー選手にボディを意識させます。
その後、ワンツーではなく、単発の左ストレートを打ちます。
その右のストレートの打ち方が非常にノーモーションでして、
メイウェザー選手にクリーンヒットしていました。
左のフックが当たったこともあり、かなり良い試合運びでした。
そして二ラウンド目。
メイウェザー選手が戦略を変えてきました。
カウンター気味、アウトボクサーの立ち回りに変更。
そうすると、どうなったか。
朝倉選手にフェイントをかけたり、ノーモーションの右ストレートを打っていきました。
で、朝倉選手は、メイウェザー選手が戦略を切り替えてきたのに対応したのか、打ち合いました。
そうすると、メイウェザー選手はまた戦略を変えました。
今度はプレッシャーをかけて近づいてきて、フェイント交えて様子を見て、当てれるところはところは当てに行ってました。
そして、メイウェザー選手の戦略がうまくはまって、何度もクリーンヒットが入りました。
そうして、ダメージが蓄積したところでメイウェザー選手が2回右のストレートを放って、2ラウンド終了間際でダウンを取りました。
ダメージが蓄積しているのか、朝倉選手はダウンを取られたまま、テンカウント。
試合は、終わりました。
全体的な感想ですが、メイウェザー選手の技術より、朝倉選手のテクニックが光った試合かなと思います。
ただ、朝倉選手。
メイウェザー選手が2ラウンド開始時に戦略を変えていたのですが、対応せず、
そのまま一ラウンドのままで試合をしたので、
メイウェザー選手の作戦に
はまってしまったのかなと思います。
一ラウンド目の試合運びは非常に良かったです。
ただ、二ラウンドの終了間近。
フェイントを交えたロープを背にした状態でのプレッシャー。
あれは朝倉選手がうまく動くのは難しいでしょう。
恐るべしメイウェザー。
それではありがとうございました。